人生は、始まりと終わりの繰り返し
何かが始まり、終わるとともに
次の何かが始まり、また終わる
自分の命の灯が絶えるまで続く循環
始まりと終わりの間の時間が
ただひたすら続いているだけ、
同じことを続けているだけに思える時も
その中にも小さな終わりと始まりがあって
ただ同じように続いているだけに思えることも
本当は何かが新たに始まったり終わったりしている
朝が終わって昼が始まり
と思っていたら昼が終わって夜が来て
夜が終わって朝が始まる
一週間が終わって次の週が始まり
一年が終わって次の一年が始まる
十年が過ぎて、次の十年が始まる
その十年が無事終わって次が始まる保証は何もないけれど
自分の命の灯が絶えるときまで
何かが始まり、終わりを迎えて、また次が始まる